PC audioの日記

PCを使ったaudioのブログです。

第8回 トランスポータPCの組立(OSのダイエット編)

このブログは自分の為の忘備録的な側面が強いので

人に見られているかは、あまり気にしていないのですが

アクセス解析を覗いてみると2~3日に一度くらいは誰かに見られていて

少々驚きました(笑)。

 

では、今回はトランスポータPCにて使用するOSの事になります。

 

以前の記事でも書きましたが使用するOSは「WindowsXPのSP3」。

理由は…

 

Windowsは古い方が本体も小さく動作が軽い。

・nLiteを使う事でコンポーネントを削除出来、更なる軽量化が可能。

・プレイヤソフトのfoobar2000がXP以降しか対応していない。

 

と言った感じですね。

 

出来るだけ小さく軽いOSを使うと言う事であれば

Linaxがベストな選択肢になるのですが

ディストリビューション(派生みたいなモノ)が沢山あり

マザーボード上の全てのデバイスと

外付オーディオUSB機器のドライバの存在を確認するのも面倒です。

 

また、XPは「nLite」と言うツールを使う事で

OS内のコンポーネントを極限まで削除する事が出来

非常にコンパクトなサイズにする事が可能なのも大きい理由となりますね。

 

そして、多機能で非常に扱い易い再生用プレイヤソフトの「foobar2000」が

XP以降でしか動かないのも理由の一つです。

 

さて、本題に入りましょう。

この記事では「nLite」を使って、どこまでXPを軽く出来るのかを記します。

以下の画像を御覧下さい。

f:id:pcaudio2015:20160410231143p:plain

イキナリですが最終的な答えです。

この画像にある、たった5つのコンポーネントだけで

foobar2000で音楽再生可能となります(USBオーディオ機器が必要)。

 

OSのディスク上のサイズはページングファイルを無効にすると

何と500Mバイト以下。

Linaxには敵わないものの、これはカナリ小さく

しかも慣れ親しんだWinndows環境で操作が出来るので

私的には十分許容できる範囲です。

 

正に極限まで削ってあるので

LANもオンボードオーディオも機能しません。

どちらもマザーボードBIOSにてDisable(使用不能)に設定しておいて下さい。

でないとデバイスマネージャ上に「?」マークが出て

XPが認識しようと頑張ってしまいます。

 

また、ネットワークを使ってオーディオ環境を整えたい方は

どうぞ、他を当たって下さい。

それこそ星の数程の情報が有るはずです。

私は「PCオーディオの要はジッタの抑制にある」と言う信念を持っていますので

ネットワークオーディオには、まったく興味がありません。

と言うよりネットワークを通し

ワザワザ不安定要素を増やす事が理解出来ませんね。

 

閑話休題

 

XPもここまで機能を削ぐとバックグラウンド処理が大幅に減り

外付けのDACDDC等のUSBオーディオ機器を通してアンプに出してやるだけで

かなり良い音を鳴らしてくれます。

 

おっと、忘れる所でした。

USBオーディオ機器のドライバをインストールする時にエラーになる事がありますが

これはWindows側のインストーラが古い為なので

そんな時はマイクロソフトのホームページから

Windows インストーラー4.5」をダウンロードしインストールして下さい。

 

ではまた。