第6回 トランスポータPCの組立(ディスプレイドライバ構築編)
前回「妙なツール」を使いデフォルトで強行すれば
少しボケるけど一応フルHDで出力出来るドライバが出来上がる
と、書きましたが流石にいい加減過ぎると思いましたので
今回は画像を用意して解説致しますので前回の無礼は許して下さい。
「妙なツール」は「Intel® Embedded Media and Graphics Driver」と言い
以後EMGDと略して進めます。
とにかく前回のリンクからダウンロードして解凍しexeを実行しましょう。
すると↓の画面が出るはずです。
「New Configuration」をクリックすると↓の画面が出ますので設定します。
「Configuration File Name」は適当に入力すればOKです。
入力したら下の左の「Available Ports」の中の「HDMI-B/DP-P」を選択して
「>」を押し右の「Port Order」にエントリさせます。
これで「Finish」を押せますので押してコンフィグファイルの出来上がりです。
次は「New Package」を押しましょう。
↓の画面が出るはずです。
「Package File Name」も適当でOKです、その下の「Configurations」に
先ほど作ったコンフィグファイルが表示されているはずなので
チェックボックスにチェックを入れ
更に右の「Target OS」の「Microsoft WindowsXP」にもチェックを入れます。
これで「Finish」を押せますので押してパッケージファイルの出来上がりです。
次はいよいよドライバーの作成となる「Generate Installation」を押します。
すると左の一覧の中の「installation」の下にZIPファイルが現れるので
これをドラッグしてEMGDのウィンドウの外へドロップしましょう。
これでZIPで圧縮されたドライバーファイルの完成です。
解凍すると「EMGD_HEAD_Windows」というフォルダが出来上がり
中には↓のファイルがあります。
「EMGD_HEAD_Windows」フォルダをトランスポータPCのデスクトップにコピーし
「Utilities」のフォルダに入り「Setup.exe」を実行して下さい。
私の記述に間違いがなければ
ディスプレイドライバはインストールされ
再起動すると1920x1080のフルHDで少しボケて表示されるはずです。
インストール後は「EMGD_HEAD_Windows」フォルダを削除しても構いませんが
念の為にどこかにバックアップしておきましょう。
では御武運を。