第5回 トランスポータPCの組立(ディスプレイドライバ編)
第4回まででトランスポータPCのパーツの事やOSの事を説明してきましたが
今回はこのPCのMB(マザーボード)である
をXPで運用する上での最大の鬼門。
ディスプレイドライバについて説明します。
率直に言いますとこのMBにはXP用のディスプレイドライバがありません。
製造元であるインテルのHPに
https://downloadcenter.intel.com/ja/download/21902/-Windows-XP-
↑の様なリンクはありますが
ダウンロードして実行しても「妙なツール」が起動するだけで
ディスプレイドライバはインストールされないのです。
ではどうするかと言うと先ほど書きました「妙なツール」を使って
自分でディスプレイドライバを作成するしかありません。
無いよりマシとは言え酷い対応な気はします。
そして私自身、何とかドライバを作る事が出来て
現在フルHD解像度でディスプレイへの出力に成功してはいますが
表示が少しボケていて、まるでアナログ出力している様な状態です。
きっと作成過程においてパラメータの入力を何か間違えているのでしょう。
ですがデバイスマネージャ上に問題は無く
ディスプレイドライバのプロパティでも正常に動作していると表示されますので
不具合は見た目が少しボケているだけと言えます。
そして肝心のドライバの作り方ですがこれは
https://downloadmirror.intel.com/21902/eng/EMGD_Configuration_Editor.pdf
に従って(英語ですが…)数値は一切入力せずに全てデフォルト値で強行すれば
私と同じ様な状態のドライバが出来上がるはずです。
前述の通りちょっとボケますが
トランスポータPCですから音さえ鳴れば問題ありません。
もし、設定すべきパラメータが判る方がいらしゃったら
是非とも教えて下さい(笑)。
残念ながら私のスキルではこの「妙なツール」の設定項目は
まったく理解できませんでした。